2023年
9月
14日
木
全国で440人の定員増となります。 内訳は
北海道大学 工学部(情報エレクトロニクス)
東北大学 工学部(機械・電気・建築)
東京工業大学 機械
岡山大学、愛媛大、佐賀大、大分大 の理工学部 などです。
大部分が情報工学分野ですが、大きな影響があると思います。理系の人材の育成に国が力を入れているので、数学をがんばっておくと何かと良い風が吹きそうですね!!
2021年
8月
27日
金
当地方でも、コロナ感染が広がりを見せている昨今、たつみセミナーでもいくつかの対策を講じています。
1. パーティションの設置、換気の励行、消毒液の設置、消毒など。
2. オンライン授業での対応。 ZOOMを用いたオンライン学習にも対応出来るようになりました。 ただ、やはり来ていただく方が学習ははかどると思います。
3. 教える側も細心の注意を! 各地で塾がクラスターになっているケースも報道されていますが、元々、ボクたち二人とも下戸で、お酒の席に参加することはありませんし、感染の流行している地域に出かけることもないので、ボクたちが感染になる可能性は相当低いのかなあとは思っていますが、日々、注意して参りたいと思っています。
2018年
3月
21日
水
小学校の教科書の改訂が済んで、それに伴い、今年は中学の教科書も改訂されました。大きく変化したのは、やはり、『英語』です。
今日は中学の教科書から見た「小学英語に期待されているもの」と「小学生の間に身につけておきたいこと」を取り上げたいと思います。
中学教科書の変わったところ
・新しい教科書では、中学1年のUnit1から、Be動詞、一般動詞、その疑問文が当然のように出てきます。 小学校で当然身に付いているもの、として学習が進められる、ということですね。
・単語も、以前は中学1年で学習していた単語が、小学校で習ったものとして出てきます。困ってしまうのは、小学校の間は「書けなくても別に構わない。」事になっていた単語が、中学校では、「当然書けますよね?」という感じで扱われてしまうこと。 新出単語として出て来ないということは、中学校の定期テストでは「書ける」ものとして扱われます。
・文法学習の進度も当然早めです。 高校で学習した内容も、中学の教科書に出てきたりします。
批判的に言うと、なぜこんなに急ぐんだろうか?ということにつきます。小学校で習った内容を、中学に入って、もう一度ていねいに学習し直しても誰も困らないのに。..新しい教科書になって、英語で困る子がずいぶん出てくるんじゃないでしょうか?
中学で困らないために小学生の間にしておきたいこと
・単語はなるべく書けるように。目安は500~700。 小学校の教科書で出てくる単語を全部、と言うのでなくて良いけれど、書く練習もしておいた方が絶対よいです。
・文法事項もBe動詞、一般動詞、それらの疑問文、否定文、といった、文法的なアプローチもしておいた方が絶対よい。 耳から入る事をまねするだけなら、小学校の勉強で大丈夫ですが、いざ自分で文章を作る、話す、ということになれば、文法的な力を持ってないと出来ません。 簡単な文法の学習を小学校から始めた方が良さそうです。
2016年
5月
05日
木
昔から「ほめ育て」ということがよく言われます。「叱らずにほめて育てると、子供は自分に自信を持ち、さまざまなことにチャレンジできる人間に育つ」。要は、「ほめて育てて、自尊心を高めよう」というわけです。
アメリカでの研究によれば、「自尊心の高い子(自信のある子)は、反社会的な行いが少なく、学習態度もまじめで、学力も高い傾向がある。」という結果が出ています。
ところが話はそれで終わりません。その結果を受けて、アメリカ・カリフォルニア州では、「子供に自信を植え付ければ、学力や意欲が高まり、反社会的行為を未然に防ぐことが出来るのではないか?」という考えから、自信を植え付けるような働きかけがどのような影響を与えるのか?という調査が行われました。
結果は、学力の低い生徒に自信を植え付けるような働きかけを行った場合、学力が余計に下がったのです。 つまり”自信を持つような働きかけ”は、逆効果だった、ということです。
その研究では結局、「自尊心(自信)」 → 「学力の向上」 という関係ではなく、
「学力の向上」 → 「自尊心(自信)」 という関係があることが分かったのでした。
また、ほめる際にも、「頭がいいね」とか、「才能があるね」と能力をほめられた子よりも、「よく頑張ったね」と成果をほめられた方がその後の成果が伸びる、という研究結果もあります。 能力をほめられると、努力するモチベーションが下がり、成績も下がる傾向があるそう。
結局、「根拠のない自信は、努力する意欲を減退させ、努力を通じて得られた自信は、その子の力になる。」ということではないかと思います。
これらは、「教育心理学」とか「教育経済学」といった学問の成果ですが、腑に落ちる結果もあり、色々と考えさせられます。
(「セミナー通信」より転載)
2016年
4月
02日
土
「春の集中学習会」が、無事終了しました。「1日5時間、1週間(5日間)学習しよう!」というこの企画、「参加する人いるのかなあ・・・」と最初は心配でしたが、ふたを開けてみれば、毎日8名以上の参加者がいました。 内容的にも、毎日有意義な学習が出来ていたと思います。
「適当に休憩とってね!」と言ってましたが、私語もなく、適度に張り詰めた空気があって、本当に集中して学習できてました。
5日間参加した人の感想、「思ったよりしんどくなかった」(笑)
確かに、「中の人」も、3日目(中日)はだるくて「少しつらいなー」と感じたけれど、それを過ぎれば、なんだか時間も短く感じられて、「思ったよりしんどくなかった」というのはよく分かります。
きっと、「自分史上最高に勉強した!」という人がほとんど。 それは時間の長さだけではなく、「密度」においてもそうだったんじゃないかな?
本当に皆さん、集中して密度の濃い学習ができていました。 こういう学習は力がつくんだよね。
また、こういう感覚を一度経験しておくと、「集中して勉強するとはどういうことか?」が身に付いて、自分で学習する際にもプラスになるはず。 5日間やりきった人は、自信もついたと思う。
こちらは何の強制もしていない中で、5日の学習会に休まずに学習しに来る、というのは、忍耐力や自制心が必要とされると思います。
参加した皆さん、本当にご苦労様でした!!
いまの高校生や中学生たちにある、「横並びでいいじゃん」「そこそこでいいじゃん」という風潮に少し疑問を感じて、「一度、しっかり集中して学習する時間を持ってみようよ!」というこちらの一方的な気持ちを企画にしてしまった今回の「集中学習会」でしたが、たくさんの参加者がいて本当に心強く感じました。
また、やりたいと思います!! 「中の人」も結構大変だけれどね!(>_<)